車を売るけど事故歴あり

車を売るけど事故歴がある。どうしたらいいの?

「事故歴があるんだけど査定に響くのかなぁ」
「事故をしたことって話した方がいいの?」

 

こんにちは。元査定士まえすです。
今回はそんな上記の悩みにズバリ答えていきたいと思います!

 

事故車?修復歴車?査定に影響するのは・・・

まず、自動車を売る時に「事故をしたかどうか」というのは関係がありません。
大切なのは「修復歴があるかないか」ということがポイントです。

 

修復歴とは車の骨格を修理した車のことで、何が問題なのかと言いますと・・・

 

1:もしかしたら他の部分が重大なダメージを受けているかもしれない

まず言えるのが、車の修理というのは「たぶんここだろう」というのをなおしているにすぎません。
明らかにおかしいパーツを修理したとしても、他の部分に影響を与えているかもしれません。

 

よって、潜在的に問題を抱えていることになります。
「何が起こるか分からない」ということですね。

 

ですので査定額はぐぐっと下がってしまいます。

 

2:強度の問題

次に、骨格を修理するというのは、大事な骨組みの強度が十分に確保されているか分からない状態になるということです。

 

簡単に曲がる鉄(クリップなど)を想像してもらうと分かりやすいのですが、クリップって何回も同じところを曲げていると折れますよね?
それだけ曲げるごとに強度が減っていきます。

 

車も同じで修復歴があると、「強度が弱い『可能性が高い』と判断されます」

 

大事な体を守るボディ。
もし事故で大きな衝突にあったときに、修復歴があって弱っていたので大けがになりましたでは話になりません。

 

ですので修復歴車の査定額は下がるわけです。

 

3:雨漏りが発生することもある。未知の部分が多い。

これは1の潜在的なダメージと似ているのですが、骨格の歪みによって、無駄にガラスに負荷がかかったり、大雨があった時にはじめて雨漏りに気付くなどのトラブルが実際にあるということです。

 

または、最初は雨漏りしていないけど、周辺のゴムが雨で劣化していき、だんだんと乗ってから数年たって雨漏りしてくるという問題も抱えています。

 

要するに、それだけ「長期間乗ってみなくては分からない部分」を抱えているのが修復歴車の特徴となります。

 

 

車を売るけど事故歴って何?修復歴って何?

最初から修復歴について書いていきましたが、そもそも事故歴と何が違うのでしょうか?

 

【事故歴とは】言葉の通り事故にあったことがある車のことを事故車といいます。

 

【修復歴とは】事故にあったかどうかは『関係なく』、車体のフレーム(骨格)がゆがんだりして、フレームの修理をした車のことをいいます。

 

こういう違いがあります。

 

ではどういう時に修復歴ありと判断されるのか、具体例を見ていきましょう。

 

車を売る時に修復歴ありと判断される事例

修復歴

では具体的に事例を見ていきます。
例えば右側の画像のように、横から衝突されてゆがんだ状態の場合です。

 

この場合は、ドア周辺だけがちょっとおかしな状態になっていると判断される方が多く、その周辺だけ修理すれば問題ないのではないかと考える方もいます。

 

しかし単純に考えてみましょう。

 

横から衝突されたということは、その部分だけ曲がっているということです。

 

イメージしやすい例としてボクシングがあります。
ボディに強いパンチをもらうと体がくの字に曲がりますね。

 

それと同じで、横から衝突された場合は、上から見れてボディー全体を見た時に、くの字に車も曲がっていると判断できます。

 

これは、前方からぶつかられた場合は、骨格が後ろに下がるでしょうし、後ろからあてられたら前方に全体が動いてしまう。

 

どこかにひずみができてしまう。
この場合は修復歴ありと判断せざるを得ません。

 

車を売る時に修復歴ありと判断される事例とどこを見るのか?

修復歴2

ではどういう所を見るのかというと、写真のようにボンネットとフェンダーの間をまず見たりします。
これはすでに修理された後なのですが、微妙に違うのが分かりますか?

 

これがあったら絶対に修復歴ありと判断されるというわけではありませんが、1つの手掛かりとなります。

 

要するに、こういう隙間があると、「あれ?ちょっとおかしいぞ?」と判断するわけです。

インサイドパネル

インサイドパネルも見ます。そうすると画像のようにさびていたりします。鉄板もたたいたような跡が。

 

よってこうなってくるとますます「修復歴あり」として判断されていきます。

 

他にもトランクルームやピラー部分などを見ていきます。

 

そうすると、あるんです。「なおした足跡」が。そういう風にして「確信を深めていく」のが査定士のやり方です。

 

要するに、修復歴があるかどうかは分かるということですね。

 

車を売るけど事故車!言わないとダメ?

では本題に入っていきましょう。

 

まず、車が事故をしたことを言わなければいけないかどうかは、
「別に言わなくてもいい」
というのが1つの結論になります。

 

これはどういうことかと言いますと、
「見れば分かる」からです。

 

そして事故したことを言わなくても微妙な塗装の違い、なんだか怪しい部分、様々な材料から判断していき、
「前方のこの部分、事故しませんでした?」と聞かれるはずです。

 

そうしたらこう問い返すのがポイントです。
「事故はしたことがあります。けどこれは修復歴になるんですか?」と聞き返しましょう。

 

事故車ということで修復歴ありにする査定士もいるので注意

ここで「修復歴」という言葉を使うのには理由があります。

 

なぜなら
「うーん、これは事故車ですねぇ。(修復歴がないのに)事故車なので査定額がガクっと下がってしまいます」

 

こういう営業トークがよくあるからです。

 

ですので「私はきちんと知っています。」「事故したからって査定額は下がるとは限りません」「大事なのは修復歴です」

 

こう言える知識をあなたは装備したわけですので、知ってますよ〜アピールをしておきましょう。

 

査定士でもミスするからこそ・・・

しかしそうは言っても実際は「査定士次第」です。
最終的に判断するのは業者側なのです。

 

では実際に車を売る時に何ができるかというと、特に事故車の場合は
「多くの業者に見てもらう」
ということが大事になってきます。

 

もちろんこれは競わせるためではなくて、
「正しく判断されているかどうかを知るため」
であったり、
「1社目があやしかった。だからもう1社査定してもらおう」
であったり、

 

簡単に言えば
「愛車の査定額の最下限をしっかり見定める」
そのために複数社に査定してもらうことが大事ということです。

 

ということで、車を売るけど事故歴がある。どうしたらいいの?のまとめ

ではまとめます。

 

1:事故車だからと言って査定額が下がるわけではない
2:大事なのは「修復歴」があるかないかである
3:修復歴のあるなしは査定士が判断する
4:査定士でもミスをする。オートオークション検査員でさえミスすることがある
5:本当の値段を知るために、きちんとした評価をもらうために複数社に査定をしてもらう
6:事故車だから査定額が下がりますという罠にひっかからない

 

それでは「車を売るけど事故歴がある。どうしたらいいの?」を終わります。
ここまでお読みいただきありがとうございました。

 

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